飲食店の居抜き物件と造作譲渡:出店者が知っておくべき基本情報と重要ポイント
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2026年10月01日現在
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店舗のエアコン、そのまま使える?

店舗のエアコン、そのまま使える?
—— 能力・年式・電気代・故障時の負担を契約前に確認
テナントを内見したとき、
「エアコンが付いているから、そのまま使えそう」
と思うことがあります。
しかし店舗のエアコンは、動いているだけで安心とは限りません。
広さや業種に対して能力が足りなかったり、古くて交換時期が近かったりすると、開業後に大きな出費になることがあります。
まず「ちゃんと冷える・暖まるか」
可能であれば内見時に実際に運転してみましょう。
確認したいのは、
- 冷暖房が効くか
- 異音がないか
- 水漏れしていないか
- においが強くないか
などです。
電源が入るだけではなく、実際に正常運転できるかを見ることが大切です。
店舗の広さに能力が合っている?
エアコンには、それぞれ冷暖房できる能力があります。
前の店舗が事務所だった場所を飲食店にするなど、業態が変われば必要な能力も変わります。
飲食店では厨房から熱が出ますし、美容室ではドライヤーなども使用します。
坪数だけでなく、業種まで含めて判断しましょう。
エアコンの「年式」を確認
見た目がきれいでも、かなり古い機種ということがあります。
古いエアコンは、
- 電気代が高くなりやすい
- 故障リスクが高い
- 部品がない
- 修理できず交換になる
可能性があります。
本体の型番や製造年を確認しておくと安心です。
一番重要なのは「誰が修理するか」
ここは契約前に必ず確認したいポイントです。
既存エアコンが、
貸主の設備なのか、前の借主が残した残置物なのか
によって、故障時の負担が変わることがあります。
残置物であれば、入居直後に故障しても借主負担で修理・交換となるケースがあります。
業務用エアコンの交換は高額になることも
家庭用エアコンとは違い、店舗の天井埋込型などは交換工事が大掛かりになることがあります。
本体代だけでなく、
- 既存機器の撤去
- 配管工事
- 電気工事
- 天井工事
- 室外機の搬出入
などが必要になる場合があります。
「壊れたら交換すればいい」と簡単には考えない方がよいでしょう。
室外機の場所もチェック
エアコン本体だけでなく、室外機も確認してください。
増設したくても、新しい室外機を置く場所がないことがあります。
屋上や外壁を利用する場合は、貸主の承認が必要になることもあります。
電気容量との関係もある
エアコンを増設・大型化すると、必要な電気容量も増えます。
以前の記事で紹介したように、建物によっては電気容量を簡単に増やせない場合があります。
エアコンだけでなく、店舗全体の電気設備とセットで考えることが重要です。
契約前チェック
エアコンについては、
- 正常に運転するか
- 店舗に十分な能力か
- 製造年・型番
- 貸主設備か残置物か
- 故障時の修理負担
- 室外機の設置場所
- 増設・交換が可能か
- 電気容量は足りるか
を確認しましょう。
まとめ
既存エアコンがある物件は、初期費用を抑えられる可能性があります。
ただし、
「付いている=使い続けられる」ではありません。
特に古い業務用エアコンが残置物になっている場合は、入居後すぐの交換費用まで想定しておいた方が安心です。
契約前に、年式・能力・状態・故障時の負担区分まで確認しておきましょう。





























