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2026年09月12日現在
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店舗のエアコンはそのまま使える?

店舗のエアコンはそのまま使える?
—— 「付いている=使える」と思って契約するのは危険
テナントを内見した時、業務用エアコンが残っていると、
「エアコン代が浮く」
「そのまま使えるならラッキー」
と思いますよね。
業務用エアコンは新設・交換すると大きな費用になるため、既存設備が使えるのは確かにメリットです。
ただし、確認せずに契約すると、
「故障していた」
「修理は借主負担だった」
「店舗に対して能力が足りなかった」
ということがあります。
最初に「設備」か「残置物」か確認する
最も重要なのが、エアコンの契約上の扱いです。
大きく分けると、
貸主の設備
前の借主などが残した残置物
があります。
貸主設備であれば、契約内容に応じて貸主側が修理・交換するケースがあります。
一方、残置物の場合は、
「使用してもよいが、故障しても貸主は修理しない」
という扱いになっていることがあります。
見た目だけでは判断できません。
「今動く」だけでは足りない
内見時にエアコンが動いたとしても、それだけで安心はできません。
確認したいのは、
- 冷房・暖房が効くか
- 異音がないか
- 水漏れしていないか
- においが強くないか
- リモコンが正常か
- 室外機が動いているか
などです。
可能なら、実際に運転して確認しましょう。
製造年もチェックする
エアコンは古くなるほど、故障や交換のリスクが高くなります。
室内機や室外機に貼られている銘板などから、型番や製造時期を確認できることがあります。
古い機種では、
部品がなく修理できない
→ 本体交換
となることもあります。
「無料で付いているから得」ではなく、あとどの程度使えそうかまで考えることが大切です。
店舗に対して能力は足りている?
エアコンが付いていても、店舗の使い方が変われば必要な能力も変わります。
例えば、
- 席数を増やす
- 厨房を新設する
- 照明を増やす
- 人が多く集まる
- 大型機器を使用する
と、室内の熱量が増えます。
前店舗では十分だったエアコンでも、新しい業態では能力不足になることがあります。
電気代も確認したい
古い業務用エアコンは、最新機種と比べて消費電力が大きい場合があります。
初期費用を抑えるために古いエアコンを使い続けても、
毎月の電気代が高くなる
のであれば、長期的には交換した方が良いケースもあります。
店舗は営業時間が長いため、空調のランニングコストも軽視できません。
故障したら誰が払う?
ここは契約前に明確にしておきたいポイントです。
例えば残置物なら、
修理費10万円
交換費50万円
となっても、借主負担になる可能性があります。
特に複数台設置されている店舗では、1台ずつ交換時期を迎えることもあります。
「故障した場合は誰が修理・交換するのか」を確認してください。
室外機の場所も見る
意外と見落としやすいのが室外機です。
- どこに設置されているか
- 交換作業ができるか
- 搬入経路があるか
- 屋上設置か
- 高所作業が必要か
によって、交換工事費が変わることがあります。
本体価格だけでなく、工事条件も重要です。
退去時はどうする?
借主が新しいエアコンを設置した場合、退去時に、
撤去するのか
残してよいのか
原状回復が必要なのか
も確認しておきましょう。
高額な設備だからといって、勝手に次の借主へ残せるとは限りません。
契約前チェック
既存エアコンがある物件なら、
- 貸主設備か残置物か
- 動作状況
- 型番・製造時期
- 店舗に必要な能力
- 修理負担は誰か
- 交換負担は誰か
- 室外機の設置場所
- 退去時の扱い
を確認してください。
設備業者や内装業者に見てもらえると、より安心です。
まとめ
既存エアコンは、うまく使えれば開業費を抑えられる大きなメリットになります。
しかし、
「付いている=無料で安心して使える」
ではありません。
見るべきなのは、
設備か残置物か
正常に動くか
能力は足りるか
壊れた時に誰が負担するか
です。
テナントでは、エアコン交換が想定外の大きな出費になることがあります。
契約前に状態と契約上の扱いを確認し、必要なら交換費用まで想定して物件を判断することが大切です。





























