飲食店開業時に検討すべき保険の種類とメリット、注意点を詳しく解説
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2026年09月11日現在
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営業時間は長いほどいい?売上と人件費から考える営業時間の決め方

営業時間は長いほどいい?売上と人件費から考える営業時間の決め方
—— 「開けていれば売れる」で営業時間を決めていませんか?
「営業時間を長くした方が、お客様を取りこぼさないのでは?」
店舗を始める時、こう考える方は多いです。
確かに営業時間が長ければ、来店できる時間帯は増えます。
しかし、店舗経営では長く営業するほど利益が増えるとは限りません。
売上がほとんどない時間帯でも、
- 人件費
- 電気代
- 空調費
- その他の運営コスト
は発生します。
営業時間は「何時から何時まで開けたいか」ではなく、どの時間帯で利益を作るかという視点で考える必要があります。
売上だけを見てはいけない
例えば、夜20時から21時まで営業して月5万円の売上があるとします。
一見すると、
「5万円売れているなら開けた方がいい」
と思います。
しかし、その時間帯のためにスタッフを配置し、照明・空調を使い、閉店作業も遅くなるならどうでしょうか。
見るべきなのは売上ではなく、
「その1時間を営業することで、最終的にいくら利益が残っているか」
です。
まず「時間帯別売上」を見る
営業時間を見直すなら、1日の合計売上だけでは足りません。
例えば、
- 10〜12時
- 12〜14時
- 14〜17時
- 17〜19時
- 19〜21時
というように時間帯で分けます。
すると、
「実は朝一番はほとんど来店がない」
「19時以降だけ極端に弱い」
などが見えてきます。
感覚ではなく、数字で確認することが重要です。
業種によって「売れる時間」は違う
営業時間に正解はありません。
飲食店ならランチ・夕食、美容系なら仕事帰り、物販なら休日の午後など、業種によって需要が違います。
さらに同じ業種でも、
- オフィス街
- 住宅街
- 駅前
- 商業施設周辺
では人の動きが変わります。
周りの店が21時まで営業しているからといって、自分の店も21時まで営業する必要があるとは限りません。
営業時間を短くするのも経営判断
売上が弱い時間帯を1時間短縮すると、
- 人件費削減
- 光熱費削減
- スタッフ負担軽減
- 閉店作業の効率化
につながる場合があります。
浮いた時間を、
- 仕込み
- 清掃
- SNS・Google投稿
- 商品開発
- スタッフ教育
に使った方が、結果的に売上につながることもあります。
「長時間営業=頑張っている店」ではありません。
利益が残る営業時間を作ることが重要です。
逆に「延長した方がいい店」もある
もちろん、短くすればいいわけでもありません。
閉店間際に問い合わせや来店が集中しているなら、その時間帯には需要があります。
例えば、
「18時閉店だけど17時30分以降の問い合わせが多い」
なら、19時まで延長することで新しい売上を作れる可能性があります。
まず期間を決めて試し、数字を見る。
営業時間も一度決めたら永久に固定ではありません。
テナント探しの段階で確認しておく
これから店舗を借りる人は、営業時間についても契約前に確認してください。
物件によっては、
- 営業可能時間
- 深夜営業の制限
- 定休日のルール
- 建物の開館・閉館時間
- 空調利用時間
- シャッターの利用時間
などに制限がある場合があります。
特にビルイン店舗や商業施設では注意が必要です。
「夜まで営業する予定だったのに、建物側のルールでできない」となれば、事業計画そのものに影響します。
営業時間を決める5つのチェック
営業時間を決める時は、
- 時間帯別の売上はどうか
- その時間の人件費はいくらか
- 周辺の人通りはどう変化するか
- ターゲット客が動く時間はいつか
- 建物側の営業時間制限はないか
この5つを確認してください。
開業前なら、候補物件の前を平日・休日、昼・夜で実際に見てみるのもおすすめです。
まとめ
営業時間は、長ければ長いほど良いわけではありません。
大切なのは、
「何時間営業したか」ではなく、「その時間で利益を作れているか」
です。
すでに店舗を経営しているなら、時間帯別の売上とコストを一度確認する。
これからテナントを探すなら、周辺の人の動きと建物の営業時間制限まで確認する。
営業時間も、家賃や人件費と同じ店舗経営の重要な数字です。
**次回 Vol.46は「駐車場は何台必要?店舗選びで見落としやすい“駐車場問題”」**を解説します。





























